DIC(旧・大日本インキ)は、同社が運営するDIC川村記念美術館が所蔵するバーネット・ニューマン「アンナの光」を、海外企業に103億円で売却したと発表した。バーネット・ニューマンはアメリカ抽象表現主義のトップに位置する画家。「その「アンナの光」はニューマンの最大規模の作品で、左右610cmという大きなもの。同美術館では、マーク・ロスコ、フランク・ステラと並ぶ美術館の目玉作品だった。 ニューマンはアメリカ抽象表現主義の作家たちのなかでも最も中心的な画家だという。だが日本での知名度は意外にも高くはなかった。ニューマンの作品は「アンナの光」のように巨大なものが多く、それがわずかの縦線を除いて1色で塗り込められているという単純なものだ。日本での回顧展は3年前のこの川村記念美術館でしか開かれていないし、仄聞ではこの美術館以外には大きな作品は収蔵されていない。そういう意味では、川村記念美術館だけが、日
承前*1 「「ラッセンとファンが同じ」 奈良美智が関係者発言に怒りまくる」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131006-00000000-jct-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131006-00000000-jct-ent&p=2 この記事の要約の仕方に問題があるのか、「奈良さん好きな人とラッセン好きな人は同じだと思う」という、美学校の『中ザワヒデキ文献研究 夏の陣』*2における武田美和子さんのものだとされる発言の文脈が殆どわからなかった。ちょっと抜き取ってみると、 「奈良さん好きな人とラッセン好きな人は同じだと思う」――。事の発端は、東京・京橋のギャラリー「ギャラリーセラー」のディレクター、武田美和子さんによる発言だ。武田さんは2013年9月25日、現代美術家・中ザワヒデキさんによる講義イベントに出
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