ニューヨークに住んでいた、元郵便局員と元図書館司書の夫婦・ハーブ&ドロシーの、コンテンポラリー・アート(現代美術)のコレクションもなかなかのものであった。自分たちの稼ぎに見合った作品をコツコツと蒐めていた、魅力的なコレクターであった。 やはりニューヨークに住み、コロラド州のアスペンに大きな牧場を持つジョン&キミコのパワーズ夫妻の、ポップ・アートのコレクションも凄い。こちらの夫婦は金持ち。 個人コレクションとしては、世界最大のポップ・アートのコレクション。豪快な感もある。 国立新美術館で催されている「アメリカン・ポップ・アート展」、パワーズ・コレクションからの選りすぐりが200点。 地下鉄乃木坂の改札を出、国立新美術館への通路には、この看板。 アンディ・ウォーホルの≪200個のキャンベル・スープ缶≫と≪キミコ・パワーズ≫。 これも。 ロイ・リキテンスタインの≪鏡の中の少女≫と≪VAROOM!