鶏のアローカナも青い卵を産みますよね。 最近の研究では、恐竜の肌や羽の色もかつて考えられていたものと違うなんて話も聞きますが……実は卵の色も、意外にキレイな色だったりすることがわかってきたそうです。それは鳥の中にある、有機化合物プロトポルフィリンやビリベルジンといった色素が原因とのこと。 このたびアメリカとドイツの古生物学者チームが、Heyuannia huangiという中国で見つかった白亜紀の恐竜の化石を調べたところ、ハイテク機器を駆使してその色素が確認されました。 この発見はこれから恐竜の卵だけでなく、彼らの活動などについても何か手掛かりになるかもしれない、大事な一歩となるのです。 Image: Wiemann et al (Peerj 2017)チームは中国に保管されていた卵の化石を集め、キレイに掃除していくつもの分光器で調べたのだそうです。それにより化学物質を検知し、同じく青緑の卵
![恐竜の卵はきれいな青緑色だった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/753cc3f94616c9a51fb94dec6cd07c235b174e0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2017%2F09%2F20%2F170921_dinoeggs.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)