近年日本でも虫食がブームになりつつありますが、なんと自宅で食用のウジ虫を育てられる育成器が開発されました。より手軽に虫料理を味わえるようになりそうです。 ウィーンのオーストリア王立ウィーン応用芸術大学出身の工業デザイナー、Katharina Ungerさんが作成した「Farm 432」は自宅で簡単に食用の蛆虫を育成できるキット。1週間に500gものウジ虫を育てることができ、これは2食分にあたるとのこと。キット内の環境はハエにもウジ虫にも最適のスペースや採光になるように設計されています。 使い方は簡単。キットのてっぺんのスペースにウジ虫を入れると育って成虫になり、成虫用のスペースに移動、その後交尾し、卵を生んでウジ虫が生まれます。ウジ虫は育つに従って専用のボックスに集まるため、この一部を再び成虫まで育てて繁殖を繰り返させ、残りを料理するのです。以下の動画からそのプロセスを見ることができます。