高校生の娘の英語のノートを見ると、ブロック体ばかりが書かれていました。 「筆記体では書かないの?」 「なに、それ? 学校で習っていないよ」 驚きました。中学校でも英語の筆記体は習わなかったとのことです。 これは、平成14年に学習指導要領が改訂され、筆記体を教えるかどうかは教師の裁量に任された結果、ほとんどの学校で教えなかったということです。 平成14年以降ですから、昭和生まれは筆記体を必ず教わり、平成生まれは筆記体は書けないということになります。 筆記体は必修だった 筆記体の指導は教師の裁量に 平成生まれは英語の筆記体が書けない アメリカも筆記体は衰退 筆記体の難点 筆記体の利点 まとめ 筆記体は必修だった 日本の中学校では、ずっと、ブロック体(活字体)と筆記体の両方が教えられてきました。 昭和37年(1962年)の学習指導要領にには、「アルファベットの活字体及び筆記体の大文字及び小文字」