さんまの水揚げ量が回復傾向にあることを受けて、外食チェーンでは、さんま定食の値下げに踏み切る動きなどが出ています。 さんまが1匹の定食は税込み980円でしたが、40円値下げして940円としました。 東京・三鷹市の店舗ではランチに訪れた客が、早速値下げされたさんま定食を注文し、秋の味覚を味わっていました。 このチェーンでは、去年は記録的な不漁の影響で10日余りでさんま定食の販売を中止せざるをえませんでしたが、ことしは水揚げ量が回復傾向にあり、仕入れ価格も下がったことから値下げすることになりました。 さんまを食べた80代の女性客は「秋になるとさんまが食べたくなるが、おいしいものが安くなるのはうれしい」と話していました。 大戸屋ホールディングスの広報担当の岩熊英一さんは「去年はシーズン途中で販売を中止しお客様に迷惑をかけたので、今回は還元する意味で値下げに踏み切った」と話しています。 このほか、