ことし6月、千葉県富津市の動物園でニホンザルを飼育していた、おりのフェンスを切断したとして16歳の少年が逮捕されました。動物園では、この影響でおよそ70頭のサルが逃げ出す騒動になっていました。 逮捕されたのは千葉市花見川区に住む自称・高校生の16歳の少年です。 警察によりますと、ことし6月、富津市が運営する高宕山自然動物園でニホンザルを飼育していたおりのフェンスを切断し穴を開けたとして器物損壊の疑いが持たれています。 市からの届け出を受けて警察が捜査したところ、防犯カメラの映像などから少年を特定したということです。 調べに対し「工具で切断した」などと容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。 当時、動物園では去年9月の台風の影響でニホンザルの飼育スペースの柵が倒れ仮設のおりをつくったばかりで、穴を開けられたことでおよそ70頭のサルが逃げ出す騒動になっていました。 富