https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/blog/bl/pKzjVzogRK/bp/pdeWPgmw4E/ 終わりが見えないウクライナ情勢。ある映画が論争を巻き起こしています。映画「バビ・ヤール」。舞台はナチスドイツに占領された第2次世界大戦期のウクライナ。81年前に起きた「バビ・ヤール大虐殺」という事件を扱っています。ナチスに協力し虐殺に加担したウクライナ人の存在も描き出すこの映画。監督はウクライナ人のセルゲイ・ロズニツァ氏です。映画は今回のロシア軍の侵攻が始まる前に制作されたものですが、母国ウクライナが戦火にさらされる中、なぜいま、あえて「負の歴史」に目を向けようとするのか、取材しました。 今月開催された世界三大映画祭のひとつ、ベネチア国際映画祭です。ノンフィクション部門で新作が上映されたセルゲイ・ロズニツァ監督。かつてロシアの侵攻前にインタビュー