夜を明るく照らす蛍光灯は現代生活には欠かせないものです。ここでは、蛍光灯の点灯する仕組みや種類、また、光の種類や品番の見方について解説していきます。 蛍光灯の仕組み 蛍光灯は電気が流れると発光しますが、その仕組みは白熱電球と少し違います。白熱電球は電球の中のフィラメントという部品に電流が通る摩擦(電気抵抗)によって発光します。 蛍光灯は蛍光管の中の水銀ガスに電流が通ることで紫外線(目に見えない光)が発生します。その紫外線が、蛍光塗料が塗られた蛍光管の内側にぶつかることで、蛍光塗料が発光するという仕組みです。 紫外線(目に見えない光)が蛍光塗料によって光に変換されるのが蛍光灯だといえます。なぜ、わざわざ蛍光塗料を塗っているのかというと、蛍光管の中の水銀は電球よりもはるかに効率よく発光し、強すぎる光のため、減衰や拡散をさせるために必要な手順となるからです。