<ドイツの研究チームが、乾燥した茶葉からかつてそこにいた虫のDNAを採取・解析する画期的な技術を開発> たった1袋のティーバッグから400種もの昆虫の痕跡が見つかった──ドイツの研究チームが独自開発したDNAの検出技術でチャノキと共生・寄生関係にあった昆虫を調べた結果だ。 【動画】リビングの壁を這う「猫サイズ」のクモ この論文を発表したのは、ドイツ西部ラインラント・ブファルツ州にあるトリーア大学のヘンリック・クレヘンビンケル教授(専門は生物地理学)率いるチーム。「市販の紅茶とハーブティーを調べ、1つのティーバッグから最大400種の異なる昆虫のDNAを採取した」という。 チームはティーバッグに入った茶葉から昆虫の痕跡を検出できる新技術を開発した。 これは「乾燥処理した植物から、有用なデータとなる環境DNA(eDNA)を採取し解析できる」画期的な技術だと、トリーア大学は声明で述べている。 環境
河瀬直美監督ドキュメント映画『東京2020オリンピックSIDE:B』には、なぜ「最も重要な人物」が1秒も映らないのかという話 河瀬直美監督が東京五輪ドキュメンタリーを撮る、と報じられた時、左派からよく引き合いに出されたのはベルリン五輪におけるレニ・リーフェンシュタールだった。要はリーフェンシュタールがナチス政権にそうしたような、東京五輪を美化するプロパガンダになるのではないかという危惧である。 先月に公開された『東京2020オリンピックSIDE:A』を見た時、その心配は杞憂に終わったと感じた。そこにあるのは良くも悪くも監督のメッセージが脱主体化された、東京五輪に参加する各国の選手たちの肖像、さまざまな思いをつないだグラフィティ的な作品になっていたからだ。そこにあるのは良質ではあるが凡庸な記録映画であって、リーフェンシュタールの作品のような強烈な求心力やプロパガンダ性はない。 しかし、である
米連邦最高裁前で中絶を巡る憲法判断が覆ったことを歓迎する中絶反対派の女性ら=米首都ワシントンで2022年6月24日、西田進一郎撮影 米連邦最高裁は24日、1973年に女性が人工妊娠中絶を選ぶ憲法上の権利を認めた歴史的判例の「ロー対ウェイド判決」を49年ぶりに覆し、州による中絶の禁止や制限を容認する判断を下した。中絶容認派やバイデン政権が判決に強く反発するのは必至で、今年11月の上下両院選や州知事選などの中間選挙でも大きな論点になる。 訴訟では、妊娠15週より後の中絶を原則禁止する南部ミシシッピ州法の合憲性が争点となっていた。最高裁は24日の判決で「中絶は深い道徳上の問題だ。中絶の権利は憲法に明記されておらず、歴史や伝統に根ざしているわけでもない。憲法は州が中絶を規制したり、禁止したりすることを禁じていない」と結論づけた。
れいわ新選組から参院選比例区へ出馬した水道橋博士氏(59)が24日、“維新”のお膝元・大阪で街宣。名誉毀損(きそん)で自身を訴えている日本維新の会代表・松井一郎大阪市長(58)の務める大阪市役所前で「維新をぶっ壊せ。松井一郎市長、出てこいや~」と気勢をあげた。 JR大阪駅北側で1時間にわたって関西で初めて演説した水道橋氏。大石晃子衆院議員(45)、大阪選挙区から立候補している八幡愛氏(34)のれいわ新選組の3人で道行く人に訴えた。 「松井一郎という鬼が現れ、ボクを民事で訴えました。ならばボクは桃太郎になり、鬼退治することを決意しました。大阪市、維新はボクにとっての鬼ケ島。必ず鬼を成敗します」と芸人らしく、聴衆をうまく惹きつけながら語った。 水道橋氏は「反スラップ法」の成立、消費税ゼロを公約に掲げ、さらに維新について批判。IR誘致した大阪・夢洲について「南海トラフの地震がいつ起こっても不思議
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