ブックマーク / mdesousa.exblog.jp (2)

  • 最後にどうしても | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―

    もうこの件について書かないといいましたが、詳細をご存じない方の「もやもや」を解くために、私のライフワークと関わるところでもあるゆえ、最後に記すことにします。 現地では人吉が「かくれキリシタン」の町であり、相良清兵衛はキリシタンであったと信じている人々がいます。史料による証拠は「一切」存在しません。少し変わったマークのある石造物の存在がその根拠となっています。その説を提唱し、著作もある郷土史家がいます。「宮原銀山は銀山ではなかった」説を『日歴史』にコラム掲載したのと同じ方です。このコラムは一見説得的な内容ですが、重大な史料の読み誤りがあります(と著名な中世史研究者が指摘しております)。その方の著書によると、郷土史研究会の会員の多くは、今回の呼びかけ人はじめ、自説を支持してくれている、とあります。これが今回の混乱の最大の原因です。 最初の朝日新聞やABEMAニュースの報道に使われたように(私

    最後にどうしても | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―
    mozzer
    mozzer 2022/10/02
    複数の郷土史団体がチキンレース展開してるような。引っ込みつかなくなったのかねえ。
  • 弥助の番組見た感想 | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―

    まぁ、やっぱりテレビ仕事には、割り切りが必要だなと思うわけで。アカデミアでは許容されない歴史叙述(いわゆる歴史ロマンていう幻想)の方が、概して一般にはウケる、という現実を、アカデミアの研究者がどう乗り越えていくのか、という切実な問題を日々考えるべき責務を思い出す契機にもなるということ。一般の歴史認識と歴史学の常識は乖離してても良い、とは思いたくないから。そして歴史学界の常識が、当に正しいか、なんていうのは分からない。去年のNスぺの戦国の時も、この説は使わない方が良い、この史料はこういう別の意図で書かれたので、そこには結び付けられない等々指摘したのですが、結局正体不明(肩書詐称)の外国人にそれを語らせて話を繋げ、一般の人に相当間違った認識を植え付け、その上許可なく私の名前を最後に入れてた(私が監修したと勘違いする人がおるやもしれん)、という点で、激オコなんですわ。ドラマとか漫画とか、虚構

    弥助の番組見た感想 | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―
    mozzer
    mozzer 2021/05/18
    素人の思いつきの「答え合わせ」に専門家を利用するだけ。否定したら黙って帰る。折角だから「何か最近の面白い成果は無いか」くらい訊いて帰れよ、あんた取材に来たんちゃうんか…という話を別分野でも聞いた。
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