朝、目を覚ましたパゴロウさんは、勢いよく起き上がる。 彼は最近、ぼんやりと寝ぼけながら起きることが無くなっていました。 なぜなら… 起きてすぐに、シフォンの存在を確認するようになったから… 「シフォンっ」 「お」 シフォンもパゴロウさんが起きたことに気づいたのか、こちらを見ています。 「あぁ、いた!」 よかった。 パゴロウさんは、マメチュー先生から“密猟者“の話を聞いてから、シフォンに対し過保護になってしまったようです。 www.mamechu.com ポ村にたくさんいたという、シフォンの一族が姿を現さなくなった理由の一つ。 あくまでも仮説ではあるけれど、シフォンのふわ毛を狙った密猟者がいるかもしれない… それが本当だったら、とても心配です。 シフォンは好奇心が旺盛だから… 知らない人にも、ちょこちょこ付いていってしまうかもしれない。 っていうか、その前にさ。 「シフォン、また部屋散らかし