24日の東京外国為替市場、日銀が金融政策の正常化を早めるのではないかという見方が出るなどして、円相場は一時、1ドル=154円台前半まで値上がりしました。 午後5時時点の円相場は、23日と比べて1円45銭、円高ドル安の1ドル=154円58~60銭でした。 また、ユーロに対しては23日と比べて2円28銭、円高ユーロ安の1ユーロ=167円42~46銭でした。 ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0830~32ドルでした。 市場関係者は「アメリカの中央銀行にあたるFRBが早期に利下げに向かうという観測が出る一方、今月末の金融政策決定会合を前に、日銀が金融政策の正常化を早めるのではないかという見方が出たことから、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まった。円相場は一時、1ドル=154円台前半をつけ、およそ2か月ぶりの水準まで値上がりした」と話しています。
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