【ロンドン=岡部伸】英グレート・ウエスタン鉄道は6月30日、日立製作所から納入された「都市間高速鉄道計画(IEP)」向けの新型高速鉄道車両「クラス800」を、ロンドンのパディントン駅で公開した。2017年夏からロンドンと英西部ブリストル間で運行を開始する。 グレート・ウエスタン鉄道によると、グレート・ウエスタン本線(ロンドン-ブリストル)を走行する「クラス800」は、ダーラム州ニュートン・エイクリフの鉄道車両工場で製造され、運転速度は最高で時速125マイル(201キロ)。設計上時速140マイル(225キロ)まで出せる。 英東部を走るイースト・コースト本線(ロンドン -エディンバラ)では、ヴァージン・トレインズが日立製作所から納入した同じ「クラス800」の「ヴァージン・あずま」が2018年から運行を始める。