2015-02-03 libc非依存の言語処理系(もしくは、自作CPUへの移植の苦労話) 自作CPUへの移植が大変だったのでメモ。 まず、今回ターゲットにする環境の特徴を軽く説明しておくと CPUが自作 ISAも独自 uccという自作Cコンパイラ(開発中で不完全、c89のサブセット)とMLコンパイラがある 浮動小数点数はIEEE single floatのみサポート メモリは4MB IOはRS232Cしかない そこそこ安定したシミュレータがある。 Cコンパイラと入っても不完全なので、cファイルはコンパイルできてもlibcに相当するものはまだない。C89(C90)のサブセットしかサポートしていないので、ビットフィールドが無かったり、charが32bitだったり、構造体渡し・構造体返し・構造体代入がなかったりする。最終的にはこいつでOSをコンパイルする予定なのだけれど、OSもよそから持ってきた
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