8月3日、京都府警が「京都アニメーション」の放火事件で犠牲になった35名のうち10名の実名と身元を公表した。 公表された10名のなかには、取締役として長く同社を支え、ベテランアニメーターとして「ドラえもん」などの原画を担当してきた木上益治さん(61)や、ファンが作品のロケ地を訪ねる「聖地巡礼」を定着させるきっかけとなった「らき☆すた」の監督・武本康弘さん(47)もいた。 偉大なアニメーター10名の死が明らかになったことで、事件への悲しみと怒りを再認識させられた人も多いだろう。 戦後最悪の殺人事件で、日本社会には怒りが蔓延している。その怒りを制御するための「アンガーマネジメント」について、カウンセラーの中村カズノリ氏に話を聞いた。 ◆ 怒りが社会全体に蔓延している 「京都アニメーション放火殺人で、自分の家族を奪われたような怒りに駆られている人は多いと思います。僕もアニメが大好きなので、京アニ
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