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ブックマーク / www.spotlight-jp.com (8)

  • ドリルンベースを発明したのは誰なのか - 1994-95年頃の話 : matsu & take

    試聴動画もたくさん貼りました。 ここ数日とりとめもなくドリルンベース(Drill ’n’ Bass)について思い出したり調べたりしていたのですが、せっかくなのでブログ記事にまとめておきたいと思います。テーマは「ドリルンベースを発明したのは誰なのか」。 ■SquarepusherとAFXが初めてドリルンベース作品を発表したのは1995年後半 ここで「ドリルンベースとは何か」を厳密に定義するのは面倒なのでやめておきます。とはいえ、話を進める上でユルユルに定義しておくと「SquarepusherやAphex Twinの作るようなドラムンベース、王道のドラムンベースのルールを無視した複雑なダンスミュージック」みたいなことになるのではないでしょうか。では、そのドリルンベースを代表する両者が初めてドリルンベース的な作品を発表したのはいつなのかとなると、Squarepusherの最初の作品「Conumb

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    mrmt 2015/09/04
    ドリルンベースを発明したのは誰なのか - 1994-95年頃の話
  • 2人のテクノの巨人によるライブ感満載なミニマルダブ / Borderland - Juan Atkins & Moritz von Oswald : matsu & take

    デトロイトでテクノを生み出したJuan Atkinsと、ベルリンでテクノを進化させたMoritz von Oswaldの2人によるコラボレーション・アルバム。 4つ打ちを繰り返すスッカスカのドラムマシンの音にド太い重低音ベースが加わり、各々の「らしさ」を感じられるシンセのフレーズがふんわりと漂ったり漂わなかったり、それにつられてドラムマシンの音も漂ったり漂わなかったり。ほぼ全曲がこんな感じで、かなりリラックスしたアルバムです。巨大なミキシングデスクを2人がチョコチョコと触っている姿が想像できるという意味で、かなりライブな質感があります。 どうしてもこの2人となると1992年の「Jazz Is the Teacher」(→YouTube)を引き合いに出したくなりますけど、今作は「Jazz Is the Teacher」とは少し違う音が鳴っています。それよりはJuan Atkinsのユニット、

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    mrmt 2013/07/13
  • フランソワ・ケヴォーキアンが熱く語る「デジタルDJ vs アナログ原理主義」 : matsu & take

    自分はTraktor派です。 ニューヨークのベテランDJ、という表現では軽過ぎる気がしますが、DJのフランソワ・ケヴォーキアン(François Kevorkian、François K)がFacebookで「デジタルDJ」についての議論をしています。 フランソワ・ケヴォーキアンは近年パソコンを使ってのデジタルDJスタイルに移行しているそうですが、トップDJに対する期待なのか、彼がパソコンでDJをすることに対して直接的・間接的に中傷を受けることがあるようで、それらの声に対してFacebookに熱い文章を投稿してます。これが興味深い内容だったので一部を翻訳してみました(いつもの感じの雑な訳ですが)。 ■ Living In A Digital World - Part Seventy-Two. (..the ongoing saga)(Facebook) Deep Spaceに2人のゲストD

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    mrmt 2013/04/20
  • これが1982年インド産のアシッドテクノだ! / Ten Ragas To A Disco Beat - Charanjit Singh : matsu & take

    1982年にインドで数百枚のみリリースされたCharanjit Singhというアーティストのレコードの再発です。 インドの伝統音楽「ラーガ」をドラムマシンとシンセで演奏しています。何がどう閃いたのか、交通事故的にディスコと融合してテクノ・ハウス化。作った人としてはアシッドテクノというよりもジョルジオ・モロダー的な気分だったのかもしれませんが、結果的に生み出されたこの雰囲気はいろんな意味でアシッドです。 ■ Charanjit Singh - Synthesizing - Ten Ragas To A Disco Beat(オリジナルのライナーノーツ) Charanjit Singhはこの最新アルバムで「ディスコビートで演奏された10曲のラーガ」という斬新なアイディアを発表した。すべてのサウンドはRolandの最新機器で電子的に作られたものだ。 1982年インド産のアシッドテクノ。スムー

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    mrmt 2013/04/20
  • 祝Roland梯氏グラミー賞受賞 - MIDI誕生前に大量のシンセを外部コントローラーで制御していた人物とTR-808シンバル音の関係 : matsu & take

    Roland梯氏グラミー賞受賞 - MIDI誕生前に大量のシンセを外部コントローラーで制御していた人物とTR-808シンバル音の関係 LEO。 MIDI規格が誕生した1983年から今年で30周年ということで、Roland創業者の梯郁太郎さんと、元Sequential Circuitsで現Dave Smith InstrumentsのDave Smithさんがグラミー賞技術部門を受賞されました。おめでとうございます。 そういう節目ということもあって、今年のNAMM(アメリカで毎年開催されている世界最大規模の楽器見市)ではMIDI30周年記念コーナーが設置され、Don Lewisという人物のデモンストレーションが行われました。 このDon Lewisという人が面白い経歴の人で、MIDI規格が登場するだいぶん前の70年代半ばに、大量のシンセ、エフェクター、ドラムマシンなどを、改造したHamm

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    mrmt 2013/04/20
    基板をぶつけて茶をこぼしてしまった。.. シュー(pshh)という音が鳴った。その音を再現する方法を見つけ出すのに数ヶ月がかかった。その音は808のクラッシュシンバルの音になった。他にあんなものはない。
  • テクノ名曲夜話:いま明かされるThe Orb「Little Fluffy Clouds」誕生秘話 : matsu & take

    あなたが若かった時の空はどんな感じでしたか? アメリカ音楽雑誌SPINのサイトに「It Was 20 Years Ago...」という20年前を振り返る月刊連載インタビュー記事が載っていて、これまでにMatthew Sweet、Chris Cornell、Naughty By Natureが登場して自身の20年前のヒット曲やアルバムを振り返っているのですが、今月のこの連載にThe Orbのアレックス・パターソン(Alex Paterson)と、サポートメンバーだったユース(Youth)が登場して、1990年にリリースされたThe Orbのヒット曲「Little Fluffy Clouds」について語っています。知らなかった面白い話がいくつもあったので一部翻訳してみました。拙訳失礼。 ■ The Orb Look Back on 20 Years of 'Little Fluffy Clo

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    mrmt 2012/01/12
    あらためてええ話や
  • ビキビキ…たった1行のC言語だけで鳴らされる異常に格好良い電子ノイズの数々 : matsu & take

    ブブブブブブビビビビビビ…。 まったくC言語のプログラムに関する知識のない自分でも、このノイズの格好良さとシンプルな数式のマジックには意味がわからないままに驚愕します。たった1行程度のC言語プログラムで生成された低bitなデジタルノイズミュージックの数々がプログラムのコードとセットでYouTubeに公開されています(via: motherboard.tv)。 上のようなたった数十文字の単純な記号と数字を書きこむだけで当にこんなノイズが出せるものなんでしょうか。一文字一文字の意味の詳しい説明を聞いても全く頭の中にとどまりそうにありませんが、作者のブログに説明が書かれています(→Link) 動画の作者はviznutというフィンランド人。小サイズのCGアートを製作するデモシーン(Demoscene →Wikipedia)で活動している人物だそうです。 作者がこの動画を作るきっかけになったという

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    mrmt 2011/10/16
    SunOS 4.xはcat /vmunix > /dev/audioがなかなか良かったという話もあった
  • (地味ながら)ここが一番違う!Kraftwerk リマスター再発の波形比較再び : matsu & take

    ■ クラフトワーク「人間解体」(旧日盤ライナーノーツ) 目眩(めくるめ)く音空間のきらめきが機械文明に支配された世界を鋭く描写する。エレクトロニクスが警鐘した文明社会の危機とは何か?それはこのクラフトワークをきくがよい!(伊藤政則) 11月に「違う!Kraftwerk リマスター『Tour De France』の新旧波形比較」(→Link)という記事で、リマスター再発されたKraftwerkのアルバム「Tour De France」の波形を比較して、ミックスが違う部分を指摘しました。実はその後も、他のアルバムの波形比較をチマチマと続けてまして、全アルバムをCDで所有しているわけではないので一部のアルバムだけなのですが、大まかな傾向が見えてきたので、現段階でわかったことを記しておきます。 結論から書くと、初期の作品に共通して、曲の長さが違います。そりゃまぁ、リマスターによってフェードアウト

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    mrmt 2009/12/30
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