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2008年10月29日のブックマーク (5件)

  • ワールドビジネスサテライトの感想:「円高・株安連鎖には日本銀行の金融緩和が一番」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    実はこの番組には基的に失望しているので見ていないのですが、知人から原田泰さんが出たというので下のネットで見ました。これは面白い。特に最後の方の各エコノミスト氏の政府の経済政策についての評価(○×のパネルつき)が実に興味深い。 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2008/10/n2-2.html コメントのところで、原田さんが「一時的に減税して将来増税といっているのですから将来の増税に備えて国民には今回の減税分をためておくべきというメッセージにうつりますよね。減税によって消費拡大する効果が非常に小さくなる」という趣旨のことをいっている点にはこのブログでも指摘しましたがまったく同意です。 ですので、原田さんが後半のパネルのところで「国の支出(真水)」部分のところの回答は「−」に無回答になっているところの趣旨もよくわかります(財政政策の前提で効果に?なのに「真水」もな

    ワールドビジネスサテライトの感想:「円高・株安連鎖には日本銀行の金融緩和が一番」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • ゼロ金利政策の罪 - 池田信夫 blog

    きょうも株式市場は下がり続け、日経平均は7000円を割った。市場全体の平均PBRが0.8という異常な株価は、需給要因(特に外人の手仕舞い)もあるが、最大の要因は円高だろう。図のように日経平均とドル/円レートには強い相関がある。だがこの円高は、8月には貿易赤字を記録した日経済の実力を反映したものとは思えない。FTは、その主要な原因は円キャリー取引の巻き戻しだと書いている。 キャリー取引の実態はよくわからないが、Gold Researchは1.2兆ドルと推定している。Economistも昨年、1兆ドルと推定しているので、それぐらいの規模だろう。これは経済的には合理的な金利裁定で、このため低金利国(日)から高金利国(アメリカ)へ資が流出し、ここ5年ぐらいの円安バブルをもたらした。 しかし金融危機でドルが暴落すると、キャリー取引によるインカム・ゲインより為替のキャピタル・ロスのほうが大き

  • 金融機能強化法改正案雑感 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ろくにまだ考えてないけれども、いくら金融危機への予防を正当化する理論が一部であるからって、とりあえずデフレをとめとかないといかんでしょうが。 よくある誤解があって、バブル崩壊後の不良債権というのは事実上、96年ぐらいにはもう存在してなかったわけです。それがアジア経済危機や日のデフレの深化などで97年以降、不良債権が新規発生したいったのです。ここらへんはその昔、野口旭さんとの共著『構造改革論の誤解』に書いてありますので読んでいただければと思います。 「96年度までの時点で、累積で30兆円を上回る不良債権処理が行われている。他方、96年度までのリスク管理債権の累積は、50兆円を若干上回る程度である。略 96年度のリスク管理債権残高である20兆円強という数字はその差額である。しかし、2000年度中間期におけるリスク管理債権の累積額は100兆円弱であるから、90年代に発生した不良債権の約半分は、

    金融機能強化法改正案雑感 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 円キャリー補足 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    力強くポジショントークに励んだところ、ヘッジファンド屋とかの円キャリー帰りで円高じゃねーのという物言いがついたので補足。 いやまあ円キャリーなんだけど、単に借り入れてた円建て解消しておしまいって話じゃなくて、円キャリー投資を手がけてたHFの中でも健全なところは引き続き円建てで投資を続けようとしてボコボコと国内ファンドが立ち上がっていて、それほど派手ではないけれども商業施設だとか不動産や、撤退する外資系が持ってた国内銘柄とかをバルクでいま猛烈に買い取ってる状態なんだよね。 中でも人気があるのがハイテクな製造業だったり高付加価値サービス業だったり、各業種のナンバーワン、ツーといった「再編されても生き残る」銘柄に対する集中投資。逆に、IPO目指して頑張ってます系のPEや、二桁億程度の中規模以下の不動産案件とかは誰も引き取りたがらない。面倒くさいから。 だから、日のなかでも経済効率が高くて投資

    円キャリー補足 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  •  アメリカで求められる博士像 - 発声練習

    ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing:大学院教育で何が出来ると人が育ったと言えるのか そもそもこういう意識なくプログラムが組まれているので、若干無理がありますが、強引かつシンプルに対比すると、、、(左が日、右がアメリカ) 1. 基専門知識:知識中心の院試合格レベル+deepな研究テーマ周りの知識 vs. 研究テーマに関わらず体系的に大学教員が出来るレベル(自分のテーマについては最先端にいることが前提) 2. 先端課題認識:自分の研究分野、トピック中心 vs. 研究テーマだけでなく、学問分野全体での大きな課題の理解 3. 問題解決力:ラボでの輪読、日々の議論 vs. 幅広いファカルティとの継続的な訓練 4. written communication:期末レポートおよび論文経験 vs. 体系的な論文,

     アメリカで求められる博士像 - 発声練習