去る6月21日、Apple Store, Omotesandoにて「目の不自由な方のiPhoneやiPadの活用法」と題された、iPhoneやiPadのアクセシビリティ機能の運用法を紹介するセミナーが開講された。当日は眼科専門医の三宅琢氏と、北京パラリンピック柔道日本代表の初瀬勇輔氏が登壇し、iOSデバイスの実演を交え、ロービジョンと呼ばれる低視力者にとって有用な使用方法を解説した。 三宅琢氏(右)と初瀬勇輔氏。三宅氏は視覚障碍者を支援する情報提供や補助グッズの販売を行う、株式会社Studio Gift Handsの代表である。Studio Gift Handsでは、障碍者の生活を快適にするiPadのさまざまな活用方法を提案している。初瀬氏は2008年の北京パラリンピック柔道日本代表。現在は障碍者の就労支援行う株式会社ユニバーサルスタイルの代表を務めながら、視覚障害者柔道の選手として活動を