Appleが昨年の頭頃、FBI(米国連邦捜査局)がカリフォルニア州サンバーナーディーノで発生した銃撃テロ事件の犯人、サイード・ファルクの持ち物だったiPhone 5cのロック解除を拒絶してFBIとの諍いが起こったことは業界だけではなく世界的なニュースになった。その後FBIはサードパーティの解除会社(イスラエルのセレブライト社)の力を借りることで解除に成功し、この件は収まった。その際、FBIはセレブライト社にロック解除方法を手に入れるために多額の費用を支払ったとされている。 しかし最近のCNBCの報道によれば、民主党下院議員、Dianne Feinstein氏が最近公聴会で、FBIが昨年銃撃テロ事件の犯人のiPhone 5cを解除するのに要した金額は90万ドル(現在のレートで約1億122万円)だったと明かしたという。 民主党下院議員のDianne Feinstein氏 だが、Feinstei