「前島賢の本棚晒し」で近々「司馬遼太郎はラノベ(キリッ」という記事を書こうと思っていたら、eBookjapanやAmazonで『坂の上の雲』や『竜馬がゆく』の半額セールが行われており、これがいつまで続くか分からないと言うことで、急遽、ブログで書くことにした。いずれ『本棚晒し』でちゃんと司馬作品を取り上げるための草稿だと思っていただきたい。 というわけで「なろう」小説の読者は司馬遼太郎を読もう! というか司馬遼太郎はなろう小説! (……司馬遼太郎先生のファンには「ふざけんな!」と思われるかもしれませんが、新しい読者を獲得するため、大目に見ていただければ幸いです) というわけで以下、「なろう」小説と司馬遼太郎歴史小説の共通点をあげつつ、娯楽小説としての司馬遼太郎小説、歴史小説の魅力を紹介したい。 1.俺TUEEE小説で主人公ageage小説 無敵のヒーローに感情移入/同一化し、その活躍を楽しむ