空道をご存じか。顔面プロテクターをつけたうえで頭突きやヒジによる打撃攻撃を認め、投げや寝技もOKという総合武道だ。すでに30年以上の歴史を持ち、今夏には“第2のオリンピック”といわれるワールドゲームズでエキシビションスポーツとして採用された。 5月19日には競技発祥の地である仙台で年に一度の「全日本体力別(階級別)大会」が行なわれたが、中量級では史上最年長の日本王者が誕生した。44歳の飯村健一(大道塾吉祥寺支部長)である。 「去年秋に行なわれた全日本無差別大会を審判をやりながら観ていたら、なんか不甲斐なくてね。でも、何もしないで『昔の方が強かった』と言うのもどうかと思ったので久しぶりに出てみようかと」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 611文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事