数千年前のギリシャやローマで、ねじれたミイラのような手を木の棒の先に取りつけ、これを掲げて行進していた人たちがいた。 この手はヘビで装飾され、手首のところに開き戸のついた秘密の仕切りがあるものもあり、謎に包まれているサバジオス崇拝の教団のしるしだという。 ブロンズや銅でできたこの凝った像は、「サバジオスの手」と呼ばれていて、豊穣と植物の神サバジオスの神聖なシンボルだ。
今週のお題は「最近おもしろかった本」ということで、こいつを取り上げる。 ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC) 作者:岩明 均講談社Amazon 最新刊が発売された『ヒストリエ』の主人公にしてアレクサンドロス三世の書記官である、カルディアのエウメネス。とは言っても今回紹介するのはマンガではない。お題のとおり、俺が読んだエウメネス関連の本をつらつらと紹介していく。ただ何でもかんでもというのは面白く無いので縛りを2つ設けた。 俺が読んでいる 古典である 9巻を読み終えて10巻が待ちきれないという人向けにオススメだ。なお、ヒストリエの先の展開が含まれるかも知れないが、問題はないだろう。なにせ今から2300年以上も前の話だ。気にするほうがどうかしている。 エウメネスが登場する本 まずはエウメネスが登場する本である。基本的に彼のことについてはディアドコイ戦争以前、特にマケドニアに来る前のことについて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く