中国黒龍江省鶏西市内で、親族12人が集まった会食で9人が食中毒を発症し、死亡するという悲劇が起こった。 この9人は、1年間冷凍保存してあった自家製の「酸湯子(スワンタンズ)」というトウモロコシの酸っぱい発酵麺を食べ、数時間後には相次いで具合が悪くなるという中毒症状に見舞われた。 後の保健省の調査では、料理の皿と患者の胃液からボンクレキン酸という呼吸毒が検出されたという。『appledaily.com』などが伝えている。 酸汤子中毒事件中9人全部死亡,国家卫健委发布提示! 親族12人の会食で9人が食中毒症状を発生 10月5日の朝、中国黒龍江省鶏西市鶏東鎮に住む李さん宅では、親族12人が集まって会食が行われていた。 食卓には、中国東北地方の地元料理として伝えられている満州族伝統の「酸湯子(スワンタンズ)」がふるまわれた。 酸湯子(スワンタンズ)とは、砕いたトウモロコシを水に浸して1週間から十数