カレー研究家・スパイシー丸山のブログです。 カレー食べ歩き、カレーレシピ、カレー豆知識、カレーニュース、スパイスの話etc.カレーにまつわるトピックを日々発信しています。
日本食ブームが止まらない 「イギリス人はカツカレーに夢中!」 そんな情報が先日、英国のオンライン・ニュースで流れ、日本でも注目されたようだ。カツカレーを含めて、日本食人気はここ30年の間に、徐々にイギリス国内で定着してきた。 第一の波は、1992年にロンドンで創業したカジュアル店「Wagamama」の急速なチェーン展開だ。ポップですっきりとしたデザイン、おしゃれなストリートフード風のメニューが若い層に俄然アピールし、瞬く間に人気者に。 続いて1990年代後半に誕生したのが回転寿司の「YO! Sushi」。回転寿司をイギリスに初導入して全国展開したことで「ポップで近未来的な日本食」のイメージが広まることになった。 Wagamama以前の日本食と言えば、伝統色の強い独立店が、駐在員や日本文化好きをターゲットにしていた程度である。日本の文化を知らないイギリス全土のマス層に、日本食の輪郭が届き始め
こんにちは。インド人風コスプレでカレーにまつわるブログを書いている、カレーパフォーマー加藤です。 先日「北インドと南インドでカレーの種類が違うのはどうしてですか?」という質問をいただきました。 そう、北インドと南インドでは、カレーに使うスパイスや具材などが大きく異なるのです。これはインドカレーだけの特徴で、タイやスリランカなどの他国のカレーが、地域によって違うという話は聞きません。これまでも「違い」を説明する機会はたくさんありましたが、改めて考えてみると、同じインドの中で「どうして違いが生まれたのか」については調べたことがありませんでした。 ちなみに、カレーパフォーマー加藤として、カレーにまつわるさまざまな活動をしている僕ですが、実は、インドには行ったことがありません。これは気になると思って調査したところ、インドカレーに対するこれまでの思い込みが、大きく覆りました。 北インドカレーは「濃厚
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