クルマへの被害も見過ごせない「突然のひょう」 夏が近づくと大きな「ひょう」が降ることがあります。家屋や農作物に被害を与えるだけでなく、クルマのボディがへこんだりなど、さまざまな被害をもたらします。 ひょうが降る可能性がある場合、クルマではどのような準備をしておく必要があるでしょうか。 【画像】えっ…! これはひどい…… ひょうでボコボコになったクルマの写真を見る(12枚) 気象庁によると「ひょう(雹)」とは、積乱雲から降る氷塊のうち、直径が5mm以上のものをいい、春から秋にかけて発生する可能性が高まります。 ひょうの発生メカニズムは、春や秋になると地表近くで暖められた空気と上空の冷たい空気の温度差によって上昇気流が発生し、積乱雲が発達します。 積乱雲の中には氷の粒があり、通常であれば地表に落ちてくるまでに溶けて雨となりますが、上昇気流に持ち上げられて漂ううちに、氷の粒同士や周囲の水滴がくっ