2015年6月12日に有志で行なったCertificate Transparencyに関する勉強会の資料です。Read less
Working together to detect maliciously or mistakenly issued certificates. An ecosystem that makes the issuance of website certificates transparent and verifiable. To the participants of the Certificate Transparency (CT) ecosystem, who give their time, expertise, and resources to help keep the web secure. Thank you. Certificates, encryption, and secure communication Certificate Transparency (CT) si
Certificate Transparencyとはなにか 過去に当ブログでDANE, CAA, Certificate Pinningと、SSL/TLSにおける電子証明書の信頼性を高める新たな技術をご紹介してきましたが、今回は同じ目的で考案されたCertificate Transparency(CT)を取り上げたいと思います。 CTはCertificate Pinningと同様Googleによって考案され、2013年にRFC6962としてRFC化されました。 基本的な考え方はCertificate Pinningと同じ「ホワイトリスティング」です。正規に発行された証明書の情報を「Log」として登録し、TLSクライアントがサーバに接続する際にこの「Log」を参照することで証明書の正当性を検証できるようにしようというものです。 CTの特徴として、以下のようなポイントがあります。 Logへの証
終了後にメモするのをサボっていたら1週間経ってしまいましたが、主催している「すみだセキュリティ勉強会」を久々に開催しました。 すみだセキュリティ勉強会2015#1 発表者の@inaz2さん、@furandon_pigさん、ありがとうございました。 今回の発表内容 私の発表は、最近ちょっと気になっているCertificate Transparencyについてでした。発表資料は以下です(パワポ資料を、ノート付きPDFにしています)。 俺とお前とCertificate Transparency 内容については資料を見てもらうとして、以下、時間内で話せなかった部分などを補足します。 復習と用語整理 まず、用語を思い出しておきましょう。 CT: Certificate Transparency。CTログサーバに発行した証明書を登録することで、証明書発行の「透明性」を確保する仕組み。 SCT: Sig
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