ライブラリの開発をするときに、現在のバージョンと開発中のバージョンの性能比較をすることがあります。同じ名前のライブラリが1つの環境に複数存在すると面倒なことになるのでDockerを使って環境を分けることにしました。そのときに使ったコマンドについて記録します。 Dockerの仕組みやインストール方法については触れません。 Ubuntu 16.04のコンテナのダウンロード Ubuntu 16.04を使うには docker pull ubuntu:16.04 とします。 Dockerイメージの実行 Dockerイメージを入手したら docker run -it ubuntu:16.04 /bin/bash を実行するとコンテナ上でシェルが実行されます。オプションの意味は以下の通りです。 -i: 標準入力を開いたままにする -t: 擬似ttyに接続する。 コンテナの実行中にCtrl+PとCtrl+