NTTドコモが6月20日、LTEに対応した小型基地局装置を発表。6月から運用している。 小型基地局装置は、商用ネットワークで使用しているリモート設置型LTE基地局の親局に当たるもの。親局は基地局制御部、子局は電波の送受信機能を持つ。最大2つの子局と接続できる小型基地局装置は、複数の周波数帯を用いて通信エリアを重ねて構築することで、設置環境や通信トラフィックに合わせて効率よくエリアを構築できるという。 小型基地局装置は、下り最大75Mbps/上り最大25MbpsのLTEと、下り最大14Mbps/上り最大384KbpsのW-CDMAの通信に対応する(従来のLTE基地局は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)。 小型基地局装置の大きさは約29リットル、重さは約24キロ、消費電力は280ワット以下。従来のLTE基地局装置(それぞれ約410リットル、120キロ以下、1200ワット以下)と比べ