今年もATPワールドツアーファイナルズは、ロンドンで、7人の欧米人と1人の日本人によって争われている。錦織圭以外の7人が全員ヨーロッパ勢だった昨年に比べれば、カナダのミロシュ・ラオニッチが戻って来たことで多少は“多彩”になったが、大差はない。 錦織が異色の存在であることは確かなのだが、すっかりトップの一員に定着したことも事実で、特に今大会では優勝の可能性だって十分あると贔屓目ではなく誰もが思っている。 それでもなお“ミステリアス”であることには変わりないらしい。 大会のプログラムにある選手紹介の錦織に関する記述が、海外の記者たちにちょっとした驚きを与えている。イギリス人記者が書いた文だが、その中の「今年の東京の大会では、練習をするだけで9000人の観客を集めた」というくだりだ。 世界トップの一員に、日本人選手がいることの誇らしさ。 グランドスラムで優勝したり、世界ナンバーワンにでもなった選
11月も半ばだというのに、セミの鳴き声が聞こえた。 グラウンドには強い日差しが照りつけ、山の稜線から積乱雲がもくもくとわき上がっている。朝に見た天気予報によれば、予想最高気温は28度。すぐに両手の甲と鼻の頭が赤く焼けた。 いまだ夏の風情を保っている奄美大島で秋季キャンプを張っているのはベイスターズだ。2日に始まり、5勤1休のスケジュールを刻んできたキャンプは14日、最終の第3クールに入っていた。 何年かプロ野球の取材をしてきたが、秋のキャンプを訪れるのは初めてだった。開幕を控えて注目選手の動向が気になる春季キャンプに行くことはあっても、秋はシーズンが終わり、プロ野球の露出自体がめっきりなくなる。秋季キャンプがどのようなものなのかは、ずっと知らないままだった。 観衆も報道陣も少なく、選手はリラックスしていた。 初めて降り立った奄美で初めて見る秋季キャンプは、春の沖縄とはだいぶ趣の異なるものだ
NECの2016年4~9月期の業績は黒字に踏みとどまった。NECが2016年10月31日に発表した2016年4~9月期の連結決算は減収減益。売上高は前年同期比8.3%減の1兆2011億円。営業利益は同80.3%減の37億円だった。 2016年第1四半期(4~6月)に計上した299億円の大幅な赤字を、第2四半期(7~9月)で黒字化した形だ。第2四半期単体の営業利益は前年同期比26.7%増の337億円と好調だった。 2016年4~9月期に全セグメントの中で唯一増収増益だったのは「エンタープライズ」セグメント。売上高は前年同期比5.8%増の1552億円。営業利益は同33億円増の132億円だった。 NECはPC事業会社の株式を一部売却。4~9月期の金融収益に200億円を計上したとする。日本航空電子工業を子会社とする方針を決定し、税金の見直しで60億円の節税効果も計上した。純利益は前年同期比45億円
NTTドコモが、携帯電話と同じLTEネットワークを使ってドローンを制御できる「セルラードローン」の実証実験を9月から神奈川県横須賀地区で行っている。11月17~18日にドコモR&Dセンタで開催中の「DOCOMO R&D Open House 2016」でその実機が公開された。 国内で現在販売されているドローンは主に近距離通信でコントロールするものだ。LTEでドローンを制御できれば、離島への物流など、利用シーンがさらに広がる可能性がある。実用化は2018年ごろを見込んでいるという。 従来、国内において携帯電話の通信機能を上空で使用することは電波法で禁じられていた。しかし、ドローンを利用した広域での制御や映像伝送へのニーズを受け、総務省は7月に省令を改正。携帯電話事業者による免許申請の範囲内で、携帯電話の上空利用が可能になった。 ドコモは9月6日に国内初となる実用化試験局免許を取得し、携帯電話
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く