カリフォルニア州サンフランシスコ発--Sun MicrosystemsのJavaが正式にオープンソースプロジェクトとなった。ただし、一部例外が含まれるという。 Sunは当地でのJavaOneカンファレンス開幕日に当たる米国時間5月8日、OpenJDKウェブサイトで「Java Platform Standard Edition(Java SE)」向けの 「Java Development Kit(JDK)」を正式にリリースした。 この動きにより、だれでもJavaソフトウェアを調査、修正、再配布できるよう、普及している同ソフトウェアのオープンソース化という約束が果たされることになる。Sunは、同プロジェクトの「分派」により互換性のないバージョンが登場することを懸念し、Javaのオープンソースソフトウェア化に何年も前から反対していたが、その態度を軟化させた。 Sunのソフトウェア担当エグゼクティ
UPDATE サンフランシスコ発--Sun Microsystemsは、自社OSである「Solaris」の普及に向けた取り組みとして、SolarisにLinuxのような魅力を与えることを目指す「Project Indiana」というコードネームのプロジェクトを始動した。 Linuxディストリビューションである「Debian」プロジェクトの創設者で、2007年3月からSunのチーフ・オペレーティング・システム・オフィサーを務めるIan Murdock氏が、Project Indianaに取り組んでいる。インディアナ州出身のMurdock氏は、米国時間5月7日に当地で開催のJavaOneカンファレンスでこのプロジェクト関連の話題に触れたが、その名称については言及しなかった。Sunの広報担当であるRuss Castronovo氏は、Project Indianaの名称を認めている。 Sunはここ
3月15日から21日まで、ドイツのハノーバーで世界最大のデジタルテクノロジ展示会として知られる「CeBIT 2007」が開催された。2007年のCeBITの総来場者数は前年より10%以上多い48万人、ドイツ以外からの出展者数は3344社と過去最高の規模となり、開催されたセミナー数はCeBIT史上最大となる1000以上になった。 CeBITは来場者数で比較すると、日本で開催されるデジタル関連の展示会「CEATEC」の約2.5倍、米国「CES」の約5倍の規模を誇る。ここで見られるトレンドは、今後のIT業界の世界的な流れを映し出しているといっていいだろう。今回の展示会を通して浮き彫りになったIT業界の動向と、インターネット時代にリアルの展示会が持つ役目について、CeBITを運営するドイツ産業見本市 取締役社長のエルンスト・ラウエ氏に聞いた。 ――2007年のCeBITは昨年に増して非常に盛況だっ
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