政府も後押し「ビッグデータ」のビジネス利用 「個人のプライバシー」をどう守るか? 弁護士ドットコム 6月16日(日)14時0分配信 国や企業などが集めた大量のデジタル情報「ビッグデータ」。これを民間ビジネスに利用しようという動きが本格化している。なかでも個人の行動や状態に関する「パーソナルデータ」は、政府の新IT戦略が「特に利用価値が高い」と指摘。今後、より利用しやすいように環境整備を進めるとしている。 「パーソナルデータ」は、その名の通り個人のプライバシーと密接に関連する情報だ。政府の戦略案でもビッグデータの活用を進めつつ、個人情報やプライバシーをいかに守っていくのかが重要な論点の一つとなっている。 政府は今後、「個人情報保護ガイドライン」の見直しに着手する一方で、事業者の監督や紛争処理にあたる「第三者機関」の設置を検討するとしている。はたして、ビッグデータを活用しつつ、個人情報を守