3.11より前に撮影された宮城県仙台市沿岸部のまちの写真と、被災後の今を定点撮影した記録集「オモイデ ピース」を製作し、全国の図書館に寄贈したい! 初めまして。佐藤正実と申します。もともと「仙台の原風景を観る、知る。」をテーマに、書籍等の自主企画・製作を行ってきました。そして、それらの素材を活かし、昭和時代に撮影された“デパート屋上遊園地”や“蒸気機関車が行き交う駅周辺”の写真など、昔の町並みを写した写真を見ながら想い出を語っていただくという活動を行ってきました。 (“仙台の原風景を観る、知る。”をテーマに発行してきた書籍類) 2011年3月11日-。津波被災によりなくなってしまった、かつての風景。まるで、そこに暮らしていた人びとの生活、想い出までもがなくなってしまったかのようでした。風景をもとに戻すことはできませんが、地元の人々が想い出を語り合うためのきっかけとなるものを作りたい、そして