IPAが実施した2018年度調査から2020年度調査を通じて、第4次産業革命の実現にはデジタル技術の有効活用もさることながら、事業や経営そのものの変革や、それを推進するための基盤となる人や組織のマネジメントの変革が重要なポイントであることが改めて明らかになりました。上記を踏まえ2021年度においては、これまでの調査の経年変化を追うと同時に、IT人材の適材化・適所化に向けた具体的な施策検討のための深掘調査を行いましたので、本日その結果を公開いたします。調査の実施内容は下記の通りです。 (1)企業調査 IPAにて毎年調査しているIT 人材動向の経年変化を追うと同時に、デジタル事業を推進していく上での組織や人材のマネジメントのあり方、スキル変革等に関する調査として、国内のIT企業5,000社および事業会社10,000社の計15,000社を対象にアンケート調査を行い、計1,935社(IT企業:88