「先着順」で混乱招いた集団接種予約、京都市が見直し 日時や場所を指定へ 2021年5月26日 12:25 京都市は26日、在宅の高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの集団接種予約について、これまでの「先着順」を改め、希望者の予約をいったん全て受け付け、市が日時や場所を指定する方法に変更する、と発表した。31日から6月6日までを登録期間とし、対象者には接種日の1週間前までに市から連絡する仕組みで、予約が殺到した事態の再来を防ぐ。 今月20日にあった1回目の予約では約1万4千人の枠を設け、接種日時や会場を予約時に決めていた。しかし、インターネット、電話ともに予約が集中し、ネット分(7千人)は25分間で枠がすべて埋まり、電話も終日、コールセンターにつながりにくい状態が続いた。高齢者から不満の声が噴出し、「早い者勝ち」の予約の在り方にも疑問の声が上がっていた。 31日~6月6日の登録期間に接種希望