龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター(センター長:岡田至弘)では、フランス国立図書館が所蔵している敦煌文書コレクションである「ペリオコレクション」の科学的分析をおこない、このほど分析データをインターネット上で広く公開する。 「ペリオコレクション」とは、20世紀初頭に敦煌莫高窟において「敦煌文書」と呼ばれる数万点にのぼる大量の文書が発見され、東洋学者のポール・ペリオが、その一部をフランスへ将来した文献等資料のこと。貴重なコレクションであるため、これまで科学的な分析はされてこなかった。今回の研究プロジェクトでは、破壊的な分析手法以外の手法を開発・適用することにより、これまでなされていなかった大規模な文書分析が実現した。 龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センターは、2012年から2年間、フランス国立図書館において、敦煌文書コレクションである「ペリオコレクション」の科学的な方法による分
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