2005年は,あらゆる領域でオープンソースが“常識”になった年だった。Linuxは基幹サーバーの標準OSになり,携帯電話OSとしても1000万台を出荷するなど主要OSの一つとなった。PostgrSQLとMySQLというオープンソースDBMSは新版で基幹システムに必要な機能や性能を装備,業務アプリケーションでも多数のオープンソース・ソフトウエアがリリースされた。Windows上でもオープンソース・ソフトウエアの利用が“当たり前”になった。WebブラウザFirefoxとオフィス・ソフトOpenOfiice.orgは,Internet ExplorerとMicrosoft Officeの最大のライバルとなり,企業での利用も進んでいる。 開発モデルとしてのオープンソースは間違いなくIT産業のメインストリームとなった。米Sun MicrosystemsはSolarisをオープンソース化し,コミュニテ
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