米国訪問中の安倍晋三首相が28日、ホワイトハウスで開かれた歓迎晩餐でバラク・オバマ米大統領と乾杯している=ワシントン/ロイター聯合ニュース 日本発の寒風に韓国外交が疲弊している。いくら寒風が吹こうが先天的に体質が強かったり、備えが徹底している人は風邪をひかないものだ。 国も同じだ。 4月末、安倍晋三日本首相の米国訪問を契機に実体を現した“米日新蜜月時代”は、国際問題に一定の見識がある人ならば誰もが予想したことだ。 中国の経済・軍事的急浮上を憂慮してきた両国は、相当以前から今回の首脳会談の焦点を中国牽制に合わせて着々と準備をしてきた。 その結果が今回の首脳会談から出た米日新防衛指針であり、環太平洋経済パートナーシップ協定(TPP)の事実上の妥結だ。 両国がこのように軍事・経済両面で中国封鎖に力を注ぎ、韓国外交がこだわった日本の過去事反省は後まわしにされざるをえない状況だった。 これが今、韓国