1999年11月に公認会計士吉永康樹事務所を開業。M&A及び事業承継に注力している。2005年から青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)にてM&A関連科目の教鞭を執る(2023年まで)。2022年12月、横浜馬車道に事務所移転。
オリンパス決算発表・見落としていた重大事実 その1 本日(12月14日)、オリンパスが遅延していた平成24年3月期第2四半期報告書と、過去5年分の訂正報告書を関東財務局に提出しました。 これを受けて東京証券取引所は、オリンパス株式を明日(12月15日)付けで監理銘柄(確認中)の指定から解除すると発表しました。もう1つの監理銘柄(審査中)については、引き続き決算訂正の「悪質性・重大性」などを審査することになります。 まず、訂正された2011年3月末の貸借対照表から見ていきますと、純資産が訂正前の1668億円から1155億円へと513億円減少しています。 内訳をみると「のれん代」などの無形固定資産が2484億円から2059億円に425億円減少しています。これはジャイラス関連で未処理の「のれん代」が416億円あると第三者委員会の調査報告書にもありましたので、ほぼ符合します。 簿外に「飛ばして」
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