本編では犬のダグで声優もやってます[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」(ピート・ドクター監督)が12月5日より公開。共同監督・脚本・原案を務めたボブ・ピーターソンに話を聞いた。 偏屈な78歳のカールじいさんが、亡き妻エリーとの思い出がつまった大切な一軒家に無数の風船をつけて大空へ飛び立ち、エリーが夢見ていた南米の秘境を目指して人生最大の冒険に出る。 秀逸なのは冒頭約10分間ほどで、カールとエリーの幼き日の出会いから死別までの数十年に及ぶ年月を、セリフのないモンタージュで一気に見せる。「よぼよぼのお年寄がインディ・ジョーンズのような大冒険に飛び立つというコンセプトから始まった作品なんだけど、なぜそんな老人が冒険に出るのかという動機付けに説得力をもたせるため、冒頭でエリーとの人生を見せることにした。果たせなかった彼女との約束を果たす