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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (5)

  • 深町秋生の序二段日記

    NHKで放送されたPerfumeのライブ番組を見た。 先月行われた武道館ライブの模様とPerfumeの紹介、ライブに到るまでの裏側まで撮影した非常に手堅い作りになっていた。これはライブ映像だけをドンと提供したDVD「GAME」より貴重かもしれない。 肝心のライブ映像自体は、迫力という意味では「GAME」に負けるかもしれない。ZEPP東京という約3000人規模の会場にぎゅっと凝縮された熱気やうねりに比べると、武道館はやっぱりでかい。ステージも巨大すぎ(しかもステージは2つ)、テレビの画面を通してみると、そこに娘さん3人オンリーというのは視覚的にちょっとスカスカな感じがした。実際に参加してみるとレーザー光線がびかびか、電飾ぎらぎらで華やかだったのだけれど。あと観客もぎゅうぎゅうに圧縮されていないのでヤケクソ感がなかったのも一因かもしれない。なくていいけど。 とはいえ、あのライブではわからなかっ

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  • 深町秋生の序二段日記

    ちょっと前の話になるが、自衛隊の特殊部隊における「はなむけ」格闘訓練は驚いたねえ……。 それにしても陰惨な事件であるにもかかわらず、やっぱり思わずぐっときてしまうのは「はなむけ」なる雅やかな言葉が登場したことだろう。学生のときにならった紀貫之の土佐日記を思い出してしまった。馬のはなむけ。 昔から隠語が好きだった。ジャーゴンとかスラング。その世界に脈々と受け継がれる年季の入ったものもあれば、どういう風の吹き回しか、奇跡的とさえ思えるほどポエティックな言葉がひょっこり生まれることもある。 だいたいリンチ殺人一つとっても、自衛隊は「はなむけ」と言い、相撲界は「かわいがり」、オウム真理教は「ポア」と呼んだ。それぞれの世界観がなかなか反映されている。 もともと隠語は、表立って言えないし、縁起も悪く、後ろめたい行為であるからこそ自然と生まれた語句でもある。あと関係者以外の人間を小ばかにする意味でも使わ

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  • 深町秋生の序二段日記

    過労死しそうな毎日だけど、ぼかあ今幸せだ。へへへ……。 そりゃそうだ。PerfumeのライブDVDが発売されたのだから。初夏に行われた全国ツアー「GAME」、そのなかのZEPP東京&最終日横浜BLITZでのライブが収録されている。 彼女たちのライブDVDはこれで2枚目だ。最初に出たのは06年の冬に原宿のライブハウスで行われたもので、翌年に「ファンサービスビター」として限定発売(のちに再販売された)された。最初のライブDVDは出世曲「ポリリズム」が出る前で、木村カエラもまだ紹介していなかったころ。一部のマニアックな音楽ファンやアイドルファンの間で「知る人ぞ知る」的な存在であったと思う。思うと言ったって、正直に告白すれば、私もそのころは名前を知っていただけだった。 まずDVD「GAME」で圧倒されるのは観客の熱気とうねりだ。一年半前とはかなり違っている。もちろん原宿ライブの客たちも熱いが、そこ

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    mtakeshidpostjp
    mtakeshidpostjp 2008/10/16
    「で、やはりあ~ちゃんだ」狂おしく同意。
  • 深町秋生の序二段日記

    北海道で邦楽フェスのライジングサンロックフェスティバルを見ている。 今日はその初日のライブレポなど。二日酔いで頭がガンガンするけど。 フェスの前日に新千歳空港に入り、レンタカーを借りて小樽へ。あの北杜夫氏がウルトラ激怒した小樽のすし屋に行ってきた。「これはなんですか?」と冷蔵ケースに入ったネタを指させば「魚だよ、ふん」とつれなくあしらわれる……なんてことを期待していたが、とても腰の低いていねいな対応で全然つまらなかった。小樽のすし屋がそんなことでいいのかとハリー&大沢親分のように「喝! 喝!」と心のなかで叫んでおりました。 それにしても気温は低い。RSRフェス初日の気温は19度くらい。ただでさえ涼しい北海道で、しかも雨がざあざあ降るあいにくの悪天候。繁華街の狸小路にあるドンキで180円の使い捨て合羽を買うが、これがなかったら低体温で病院に担がれていたかもしれない。東京は35度を記録していた

    深町秋生の序二段日記
  • 深町秋生の序二段日記

    安藤氏の著作を読むたびに激しい嫉妬に駆られる。消された真実に肉迫する狂熱の騎士の物語というべきか。 盲目的な偏見や卑しい捏造の嵐を突破し、偽者の禁忌に勝手にひれ伏す臆病者や愚か者をなぎ払う。 強大な敵に打ちのめされ、傷つきながらもその果てに辿りつく真実はどれも衝撃的で美しい。胸が熱くなる。そしてやはり嫉妬に駆られる。 安藤健二氏の新作「封印されたミッキーマウス」の帯にコメントを書かせていただいた。おそるべきデビュー作「封印作品の謎」以来、ずっとファンだったので願ったりかなったりである。 ずいぶんと大仰な文句だと自分でも思うのだが、それでも間違っているとは思わない。つまらない噂や偏見、ヒステリックに騒ぐ愚か者によって、いとも簡単に表現作品がこの世から消されてしまうという恐ろしい真実に迫る安藤氏のは「下手なミステリよりも刺激的で昂奮させられる」とミステリ評論家などの間でも人気を博しているのだ

    深町秋生の序二段日記
    mtakeshidpostjp
    mtakeshidpostjp 2008/05/15
    プールの卒業記念のミッキー絵はこちら→http://tdr-3d.blog.so-net.ne.jp/2007-08-17
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