大企業の仕事を「面白みがない」「成長しない」「やりがいがない」などと批判する人がいます。そういう人が勧めるのは「1年目から大きな仕事ができる」というベンチャー企業の仕事。しかし、それは本当でしょうか。投資家の三戸政和氏は「大企業の仕事が細分化されているのは、そのほうが業務を効率的に回せるから。ベンチャー企業の『大きな仕事』は非効率なだけであることも多い」といいます――。(第3回) ※本稿は、三戸政和『サラリーマンは300万円で会社を買いなさい』(講談社)の一部を再編集したものです。 大企業は面白くない、の勘違い ベンチャー企業を志向する人の中には、大企業の仕事を「面白みがない」「成長しない」「やりがいがない」などと批判する人が結構多いのですが、少々短絡的で、視野が狭い気がします。大企業や業界大手が中小企業と何が違うかというと、業務の進め方やシステムなどの仕組みが非常に洗練されている、という
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