gen_fsmのfsmとは、Finite State Machineの略です。 finite state machine は日本語で言うところの、有限状態機械(有限オートマトン)と呼ばれるものです。 詳しくは wikipediaなりを参照してもらえば良いのですが、一言で言うならば 「複数の状態を持ち、その状態の遷移の際に何らかのアクションを伴うオブジェクトのこと」 と言えるかもしれません。 例えば、扉というオブジェクトを考えましょう。扉には2つの状態「開いている」「しまっている」という状態があります。 その遷移に伴うアクションは「開ける」「閉める」といったものです。名前は難しいのですが、意味しているところは簡単ですね。 この FSM は、サーバやネットワークの状態を表すのに都合が良いため、良く利用されます。この FSM をErlnagで実装するための ものが OTP の gen_fsm な
先日、Lua基礎文法最速マスターを書いてみたが、予想以上に自分自身への学習効果が高かった。そこで、普段使っているPythonと同じぐらいに使いこなしたいと思っていたErlang(アーラン)の基礎文法最速マスターを書いてみることにした。 Erlangが関数型プログラミング言語であることもあり、書き下すのは思ったよりも大変だったが、学習効果はかなりあったと思う。言語を習得したいときはこのようなまとめを書いてみるのが良さそうだ。 ただ、手続き型プログラミング言語に比べて異なる部分があまりにも大きいので、すべてを説明することは難しく、これを読んだだけですぐに使えたりはしないかもしれない。また、間違っていたり、足りない部分などがあったら、教えて頂けるとありがたい。 1. 基礎 対話環境 コマンドラインからerlを実行すると対話環境(シェル)になります。コマンドの最後にはピリオド(.)が必要です。he
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