麻生内閣に対する支持率が、また大きく落ち込んだ。この背景にあるのは、「郵政民営化に反対だった」発言だと見られる。ただ、その後改めて「民営化したほうがいい、と最終的には思った」と軌道修正したものの、与党内からも批判があがっている。しかも、最近の国会答弁では「自分が担当大臣ではなかった」と強調。ところが、わずか5か月まえには、「私は郵政民営化を担当した大臣ですからね」と胸を張っていたことが発覚。またまた「発言のぶれ」が取りざたされることになりそうだ。 「郵政民営化担当大臣は、竹中さんだった」 麻生首相は2009年2月5日の衆院予算委員会で、郵政民営化について 「小泉総理のもと、賛成じゃありませんでしたので…。内閣の一員として郵政民営化ということになって、最終的に賛成しましたが…」 と述べたほか、6日夜には、4分社化見直しについて 「利用している人の利便性、経営の効率性の二つを考える。当然のこと