大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の擁立した広田和美氏が既存政党との戦いを制した。地域に密着した政党の組織力による「どぶ板選挙」が定番の市議選レベルでも、知事人気を前面に押し出した「空中戦」が通用することが示された。来春の統一地方選に与える影響は必至だ。 今回の選挙は4月に発足した維新の会の初陣で、候補選定は選挙から約1カ月前の4月下旬。広田氏は兵庫県尼崎市生まれの奈良市育ちで、最近まで大阪市天王寺区に住んでいた落下傘候補。他候補と比べると、福島区との縁は薄く、知名度も高くはなかった。それでも当選したことに、選挙関係者は「知事人気が想像以上に深く浸透している」と驚きを隠さない。 橋下知事が全面支援した新人が共産を除く各党相乗りの現職を破って当選した昨年9月の堺市長選は、関係者の間で「堺ショック」と呼ばれた。続いて知事人気が既存政党の組織力を上回ることを示した今回も“福
漫画やアニメで18歳未満と判断される架空のキャラクターの性描写を規制する東京都の青少年健全育成条例改正案について、大阪府の橋下徹知事は19日、報道陣に「大阪府も検討する。規制する必要性があるか、まず実態把握する」と語り、規制するかどうかを検討する考えを明らかにした。府は性描写のあるマンガやDVDなどの販売状況などを調査するという。 都の議論に、出版界などは「表現の自由を侵す」と批判している。橋下知事は「表現の自由にかかわるので慎重に見なければいけない。重要なのは実態把握。(規制が必要であれば)表現の自由も絶対的でない」と述べた。 大阪府の青少年健全育成条例では有害図書について「総ページの10分の1または10ページ以上」など量的な基準はあるが、都の改正案のように内容で判断する基準はないという。
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