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ブックマーク / www.econ.kyoto-u.ac.jp (2)

  • No.220 2050年カーボンニュートラル実現のための優先順位 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座

    2020年12月10日 京都大学経済学部特任教授 安田 陽 2020年10月26日の菅首相の「2050年カーボンニュートラル」宣言により、日中でもにわかに脱炭素の議論が盛り上がっています。カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量と吸収量が同じ)やゼロカーボン(二酸化炭素排出量がゼロ)の議論が盛り上がること自体は歓迎すべきですが、その議論の中にグリーンウォッシング(環境に配慮しているように装いごまかすこと)的思惑が紛れ込んでいないか、注視する必要があります。とりわけ日の政策は、国際議論や最新技術動向が十分に参照されないまま、科学的根拠や定量的な政策評価に基づかずに決められてしまうことがこれまで多かったため、カーボンニュートラルの名目で補助金目当ての便乗ビジネスが横行しないか、入念なチェックが必要です。 カーボンニュートラルやゼロカーボンをどのように達成するのか、一つの道しるべとして、国際再

    muchonov
    muchonov 2020/12/11
    「日本では水素製造に前のめりになりすぎてブルー水素も取りざたされていますが…本来再エネで解決できる手段をそれよりも実現可能性が低く高コストになる可能性があるCCUSで置き換えることに正当性はありません」
  • No.143 安易な1ビット思考が日本を蝕む - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座

    2019年9月5日 京都大学大学院経済学研究科 特任教授 安田 陽 記号論理学の世界 今回はいつも普段から言ってることをちょっと趣向を変えて書くことにします。はじめに数学の話をしましょう。記号論理学や数理論理学の分野では、存在量化子 existential quantifier という記号があり、∃と表記されます(アルファベットのEを反転したものです)。また、全称量化子 universal quantifier と呼ばれる記号もあり、これは∀と表記されます(アルファベットのAを逆さにしたものです)。 前者は「ある?」もしくは「少なくとも一つ存在する」ということを表す記号であり、∃xは「ある(少なくとも一つの)xについて」ということを意味します。また後者は「すべての」を表す記号であり、∀xは「すべてのxについて」という意味を表します。 ここで、任意の対象xに対して任意の属性Pが与えられた際に

    muchonov
    muchonov 2020/05/07
    安田先生がtwitterで海外での再エネ動向を伝えるたびにこの1ビット思考の反応(9割は再エネ批判)が殺到してたので、これは実体験に基づいての論考なんでしょうなあ。
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