ロシアのウクライナ侵攻によって世界はどう変わるのか。国際政治研究はどうあるべきなのか。東大で30年以上国際政治研究に携わり、今年度で東大を退職される藤原教授のロングインタビュー後編。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新聞出版社)など。 【インタビュー前編はこちら】 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 ──今回のウクライナ侵攻で、ロシアに対する大規模な経済制裁が行われ
東大で30年以上国際政治研究に携わり、東南アジアのナショナリズム、民主化から国際秩序に至るまで活発な議論を展開してきた藤原帰一教授のロングインタビューを2回に分けてお届けする。前編では、藤原教授に自身の学生生活や研究内容の展開、現地調査での経験などについて聞いた。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(法学政治学研究科) 米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新書)など。 【インタビュー後編はこちら】 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 ──1975年
米国立建築博物館のイベントに出席したバイデン大統領(資料写真、2022年3月16日、写真:AP/アフロ) (古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授) 米国のバイデン大統領がロシアのプーチン政権の転覆を意図するような発言をして、その直後にその発言は米国政府の政策ではないと弁解した。この混乱は、国際的な危険をはらむ大きな問題である。 超大国の国家元首が公式の場で述べる言葉が実はその国家の正式な政策ではない、という状況は、とてつもない錯誤や誤解を生みうるからだ。 「プーチンは政権の座にあってはならない」 バイデン大統領はウクライナ戦争に関して、ウクライナをイランと間違えた発言や、米軍がウクライナに進出するかのような失言、さらには経済制裁はロシアの軍事侵略への抑止にはならないという迷言を続けてきた。その結果、米国内ではバイデン氏の大統領としての統治能力への批判や懸念が改めて
米俳優ブルース・ウィリスさん(2019年10月11日撮影、資料写真)。(c)Angela Weiss / AFP 【3月31日 AFP】「ダイ・ハード(Die Hard)」シリーズなどのアクション映画で知られる米俳優ブルース・ウィリス(Bruce Willis)さん(67)が、失語症と診断され、俳優業を引退することになった。家族が30日、発表した。 家族はインスタグラム(Instagram)への投稿で、「ブルースは以前から健康上の問題を抱えており、最近、認知能力に影響する失語症と診断された。その結果、熟考の末、ブルースは自身にとってとても大切なキャリアを離れることにした」と説明している。 投稿は、ウィリスさんの現在の妻エマ・ヘミング(Emma Heming Willis)さんのほか、元妻で女優のデミ・ムーア(Demi Moore)さんや5人の子どもの連名で行われた。 米メイヨー・クリニック
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