タグ

わ和田春樹に関するmujigeのブックマーク (4)

  • 塩川伸明=評|和田春樹論(和田春樹『ペレストロイカ――成果と危機』『歴史としての社会主義』)

    著者、和田春樹は日を代表するロシア史研究者であり、その著作は明快な図式と文章表現とによって、広い影響力をもっている。また、私にとっては、長い期間にわたって多くを教えられ続けた師でもある。その師に対して、私はここ数年(いつからとはっきりは覚えていないが、おそらく一九九一年の前後から)、様々な機会に種々の批判を書いてきた(1)。読む人によっては、「しつこい」「どうしてここまでこだわるのか」という印象をもったかもしれない。そこで、和田批判ということの意味について、先ず断わっておかねばならない。 第一に、和田の影響力が大きく、それだけに無視しがたいものがあるということは先に記した通りである。また、個人的には、永らく教え続けられ、尊敬し続けてきた師との隔たりがとうとうここまで大きくなってしまったということに深い感慨をもつが故に、書かずにはおれないということもある。私には、溪内謙をはじめ、他にも幾人

  • 日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 10 | 私にも話させて

    (※この連載は、全12回の予定です) 10 「日人の誇り」論の変質 連載の「8」で、私は、「日の周辺アジア諸国の民衆からすれば、戦後日国家の顔は、右翼が「平和国家」という小さいお面をかぶっているように見えるだろう」と述べたが、私自身の認識としては、「いつか日は、仮面をはがして、当の姿を晒すはずだ」と考えているわけではない。そもそもはがす必要自体がないのである。仮面と肉体が癒着して、そもそもそれが仮面であるか肉体であるかわからなくなっている、というのが現状だと思う。例えば、和田の以下の発言は、仮面なのか、肉体なのか。 「(注・日韓の)和解のためには、それぞれのナショナリズムを尊重し、二国間の連帯をつうじて、国際主義的なものを求めていくことが必要だ。相手が自らに誇りを持ちたいと願っているということを相互に尊重しなければならない。そのことは日人が韓国に反省と謝罪を表明する場合でも必要

    日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 10 | 私にも話させて
    mujige
    mujige 2009/07/11
    和田春樹は昔から「現実志向」なところがあった。だが、明らかに姿勢が変わったのは89年に梶村秀樹が死去して以降だと思う。
  • 日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 9 | 私にも話させて

    9 戦後補償運動の日国家への回収――「国民基金」を例として 戦後日国家の二つの顔を上下の関係性として捉え、その構図自体を批判するあり方に対して、和田らは、「反日」だけではなく、「分裂」主義という名の下でも、切り捨てることを行なう。 和田らは、日の「右翼」の力の大きさを強調して、自分たちへの左からの批判を「分裂」主義として非難するのである。これは、「<佐藤優現象>批判」でも指摘した、「人民戦線」の意義を強調して佐藤を重用することを正当化することにも似ている。 以下の和田の発言を見てみよう。 「日で植民地支配への反省と謝罪の公式声明を求めて運動してきた人々のなかに、この基金構想(注・アジア女性基金構想)をめぐっても分裂が生じた。私は政府から求められて基金の呼びかけ人となった。私がその求めに応じた最大の動機は、国会決議(注・戦後五十周年国会決議)をめぐる右翼の結集の強さに心底脅威を感じた

    日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 9 | 私にも話させて
    mujige
    mujige 2009/07/10
    国民基金は「日本がこれだけしてやってるのに」と言って被害者に責任をなすりつける傾向を生んだと思う。和田春樹も「自分たちは良いことをしている。受け入れない方が悪い」と思っているのだろう。
  • 日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 7 | 私にも話させて

    7 左派が右派勢力を封じ込める?②――和田春樹 左派による右派勢力の封じ込め、または妥協のもう一例として、和田春樹のケースを取り上げよう。 和田春樹は、周知のように、「国民基金」の主導者であるが、これがこうした妥協策の典型であることは詳述するまでもあるまい(人も認めている)。ここではもう一つ、和田と佐藤優との提携について考えたい。 和田と佐藤の提携については、既に何度も書いてきたが、これほど珍妙な組み合わせも珍しいだろう。和田と佐藤は、日政府の対北朝鮮外交や朝鮮総連への処遇についてほとんど180度逆のことを言ってきたのであるから。 この提携の理由はいろいろあろうが(注1)、最も大きな点は、まさに両者が180度逆のことを言っているからだと思われる。 佐藤は、下の文章で、和田と、特定失踪者問題調査会代表の荒木和博を持ち上げている。 http://www.business-i.jp/news

    日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 7 | 私にも話させて
  • 1