『北朝鮮デノミはスムーズに進行』
22日付けの韓国の連合ニュース（11：29）が次のように伝えています。表題は「北貨幣改革混乱鎮静、一般住民は返って歓迎」というもの。 記事は「（北の）貨幣改革が既存の憂慮とは違って北朝鮮の大多数の一般住民から返って歓迎されていることがわかり注目されている」とし、ピョンヤン近郊に住む家族と電話で話した金某氏とのインタビューを紹介しています。金某氏は「貨幣改革以後絶対多数を占める一般住民の生活が良くなり、助かることも多く民心は悪くない」「返って住民らは大部分が今回の貨幣改革をよくやったと歓迎している」と言っています。 さらに「返って貨幣改革以前よりも各種物品の供給がスムーズになり買うのに苦労することがほとんど無い」と付け加えています。 中国の人民日報姉妹紙である環球時報は20日平壌発の報道で、「北朝鮮内の物価は少し上がったようだが、住民の月給額が従前と変わらない上に、貨幣価値は100倍に高まり
『2012年に自信深める北朝鮮』
19日と22日発の朝鮮中央通信が今年一年の経済建設を総括した記事を報じました。現在の北朝鮮経済の息吹が伝わってくる記事ですが、重要な建設対象だけを掻い摘んでご紹介することにします。日本のマスメディアはほとんど扱わないのでまったく知られていないのと同じですが、やはり色眼鏡をかけずに冷静に見る必要がありそうです。 ・元山青年発電所が操業を開始―元山市の電気事情を一変させ、不夜城の都市となる、 ・慈江道満浦市全体のスクラップ・アンド・ビルドの完了、 ・国家宇宙開発展望計画に基づいた運搬ロケット「銀河2号」による人工衛星「光明星2号」の軌道進入の成功、 ・100％自国の原料で先進国並みの食料品の大量生産を実現した三日浦特産物工場での生産開始、 ・キム・イルソン主席の生誕97周年祝賀花火夜会「強盛大国の火吹雪」、メーデー祝賀花火夜会「われら勝利せり！」朝鮮労働党創建64周年祝賀花火夜会「偉大な党に続
岩波書店、菅直人副総理の本を出版 | 私にも話させて
ニュース風にタイトルをつけてみたが、岩波書店が、12月18日に、菅直人『大臣 増補版』 を岩波新書の一冊として刊行した。岩波書店ホームページでも大々的に宣伝している。旧版出版時（1998年5月）の菅は野党の政治家であったが、今度は副総理の立場からの出版だ。ジャーナリズムの使命の一つは権力の監視ではないのか、などと言うのも馬鹿馬鹿しく思えるな。もはや感覚が麻痺してしまっているようである。 ところで、「首都圏労働組合特設ブログ」で書いたように、私は、「＜佐藤優現象＞批判」を発表した後に、会社から、「岩波書店の著者」の批判をするな、と「口頭による厳重注意」処分を受けた。 そして、「岩波書店による私への攻撃② 「鄭大均さんも「岩波書店の著者」」――実質的な退職勧告」で書いたように、会社見解によれば、そこでの「岩波書店の著者」とは、岩波書店から1冊でも本を出版するか、または、『世界』等の岩波書店の雑
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