米Sun Microsystemsは近く、Javaテクノロジーをオープンソース化する。これは特に驚くようなニュースではないが、JavaがGPLライセンスの下でオープンソース化されるというのは、やや想定外だと言える。 Sunは、これまで自社のソフトウェアをオープンソース化する際、独自のオープンソース・ライセンスであるCDDL(Common Development and Distribution License)を使っていた。これに対し、Java SEとJava MEはGPL v2(GNU General License Version 2)の下でオープンソース化される予定だ。 1989年の策定以降、GPLはオープンソース・ソフトウェア(OSS)のライセンスとして広く普及した。1991年には改訂版のGPL v2が登場し、現在ではLinuxをはじめ、データベース「MySQL」やファイル・サーバ